最近は、一般の方でも普通に買える金額で、マイホーム設計ソフトが手に入るようになりました
単なる平面図だけではなく、立体的に見ることができる、シュミレーションソフトです

マイホーム設計シュミレーションソフトの利用

今までは、平面図を見ながら想像するしかなかったのに、現実に近い感じで確認することができる というのは間取りを考える上で、有効なことだと思います

しかし、「現実に近い感じ」 というだけで、「現実」ではありません
シュミレーションはどこまでいっても、シュミレーション…
実際に住み始めてから感じることとは違うこともあります

最初から思いのすべて、予想される生活に必要なものを実現しない…

夢のマイホームということで、夢描いた理想や欲求をあれもこれも詰め込みたくなりがちです
しかし、家族の成長や趣味嗜好の変化で家に求めるものが変わってしまうこともあります
予期せぬ事態、良いことも、悪いことも…
特に、100%の満足を求めるがために、将来的な予定、予測を含めるというのは…

一度購入、建築してしまったマイホームの購入費、建築費の住宅ローンは決められた返済スケジュールのとおりに返済していかなければなりません
例え、購入、建築した家住宅に不満な部分、不要な住宅設備があったとしても減額することはできません
できるだけ、無駄な投資を防ぐためには、必要最小限から始めるにつきます

すでに投資してしまったものは元に戻すことはできませんし、必要のなかった分の負担、住宅ローンや固定資産税の支払いが続いてしまうことは非常にもったいないことです

そこで、お勧めするのは、家族の成長、ライフスタイルの変化とともに変化(リフォーム)していく家…
完成度70%から始めるマイホームづくりは、家族の成長やその時々の必要性によって、快適な生活をローコストで長く続けていこうとするものです

【次記事】
迷ったら見送る… というルール設定