一般的に「ローコスト住宅」というと、コストを抑えた家、格安資材を使ったり、何かを省略、省くなどの工夫をして、 トータルの建築コストを低く抑えた家という印象です

しかし、新築時に建築コストを抑えられたとしても、新築後にコストがかかるなど、トータルの費用がローコストになっていなければ意味がありません

単純なことですが、家づくりに際し、無駄をしない、無駄な出費をしないことも「ローコスト住宅」につながるものだと思います

ローコスト住宅 マイホーム予算

いろいろと考えて出した結論でも、実際の現場で良い結果につながるとは限りません

思っていたのと違った、イメージと違ったというのは、よくあることです

ましてや、経験のない、初めてのことならなおさらです

実際の建築実例を参考するにしても、何を重視するか、大切に考えるかは人によって異なります

何が必要か、どう必要かの判断も違ってくるところです

フラット35 住宅ローンの検討手続き

あえて完成度を低く抑えたところから始めてみることを提案します

最初から「完璧」を目指そうとすると「無理」につながることが多いです

家を建てようとすると、あれこれと思いのほか時間を取られるものです

時間的にも、予算的にも生じる「無理」というのは、決して良い方向へのプラス材料とはなりません

まずは「最低限、住めるだけ」程度なら無理なく進められると思います

【次記事】
完成度の低いローコスト住宅は評価も低くなります