差押えは、ある日突然… ということではなく、事前通告があるのが一般的です
このままだと「差押」になってしまいます…
というような文書が送られてくるのではないかと思います
そして、その後も返済の見通しがないと判断された場合に、差押えの手続きに入ります
通告から1ヶ月後ぐらいには、差押えの可能性があります
差押えにあった銀行口座はどうなるかと言えば、特にどうということもなく、その後も、
通常どおりに使用することができます
差押えをしたのは、「お金」であって、「口座」ではありません
金融機関にしてみれば、「引き落とし」が1件あったという感じになります
ですから、差押命令のあった次の日に入金したお金は、差押えの対象にはなりません
そのお金を差し押さえるためには、再度、裁判所に手続きを行う必要があります
差押えにあった銀行口座が、公共料金などの引落し口座になっていることもあるかと思います
口座としての機能は問題ないので、引き続き利用することはできます
ただし、常に「差押えられる可能性がある口座」ということは認識しておく必要があります
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差押える方も大変な銀行などの預貯金